研究
お父さんにも産後のケアを! – 健やかな親子関係の構築のために –
東北大学大学院医学系研究科非常勤講師(兼:福島県立医科大学ふくしま子ども?女性医療支援センター教授)の西郡秀和、東北大学東北メディカル?メガバンク機構准教授の小原拓、東北大学大学院医学系研究科婦人科学分野教授の八重樫伸生らエコチル調査宮城ユニットセンターのグループは、父親の赤ちゃんに対するボンディング障害のリスク因子が、①母親のボンディング障害、②妊婦へのドメスティックバイオレンス(DV)、③父親の産後うつ、であることを明らかにしました。本研究は、ボンディング障害を予防するためには、父親のメンタルヘルスケアも重要であることを明らかにした重要な報告です。
本研究成果は、The Journal of Maternal-Fetal & Neonatal Medicine誌(電子版)に掲載されました。
本研究は、環境省が実施しているエコチル調査を担当している宮城ユニットセンター独自の追加調査として行われました。本研究は研究者の責任によって行われているもので、政府の公的見解を示したものではありません。追加調査の実施?解析にあたっては、日本学術振興会(基盤研究C研究課題/領域番号24592457)、公益社団法人メンタルヘルス岡本記念財団、そして日本医療研究開発機構(AMED)の援助を受けました。
【お問い合わせ先】
(研究に関すること)
東北大学院医学系研究科環境遺伝医学総合研究センター
非常勤講師 西郡秀和
電話番号:022-717-8082
Eメール:nishigori*med.tohoku.ac.jp
(取材に関すること)
東北大学大学院医学系研究科?医学部広報室
電話番号:022-717-7891
電話番号:022-717-8187
Eメール:pr-office*med.tohoku.ac.jp
※*を@に変えてください。
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