災害対策マニュアル等の
公表について
東北大学病院では、災害対策マニュアル等に基づいた病院全体としての総合防災訓練を実施しています。とくに、平成23年の東日本大震災と以降の総合防災訓練からは、積極的に課題抽出を行うことによりマニュアルのブラッシュアップを行っています。本マニュアル等が、本院だけでなく、他の機関等における災害対策の一助となれば幸いです。
各マニュアルの説明
1.災害対策マニュアル
Ⅰ 災害対策の基本方針、Ⅱ 災害対応の実際として、病院全体の初動対応から急性期対応、傷病者受入対応、火災発生時の対応について記載。Ⅲ 院外医療支援、Ⅳ 職員への対応、Ⅴ 平常時の備え、Ⅵ 災害発生時の記録について記載してあります。災害対策マニュアル(2023年10月)
2.災害対策本部マニュアル
災害対策本部の役割、本部による情報収集と発信、本部各担当の業務とポイントについて記載してあります。災害対策本部マニュアル(2023年10月)
3.災害対策マニュアル
外来部門
外来における初動対応方針と組織、災害発生時の外来支部の活動、常設部門における業務、平時の活動について記載してあります。災害対策マニュアル 外来部門 第5版(2023年10月)
4.防災?事業継続計画(BCP)
当院における災害発生時及びそれに備えた平時の具体的な行動計画を「防災?業務継続計画(BCP)」として策定しました。大きく「総則」、「想定する危機事象」、「危機事象発生時の対応体制」、「事前対策の実施計画」、「業務継続マネジメント(BCM)」で構成されております。
防災?業務継続計画(病院BCP)第5版(2024年4月)
(参考)東日本大震災以降にとってきたリスク対策および改善点について
平成23年3月11日に発生した未曾有の大災害(東日本大震災)の経験と今後の災害対策の充実?強化を継続的に図っていくため、これまで当院各部門においてとってきたリスク対策や改善点をまとめた事例集を作成しました。これら事例を踏まえ、次の災害に備えた効果的な災害対策を推進して参ります。
東日本大震災以降とってきたリスク対策および改善点