5月19日、国際協定機関であるフィンランド?オウル大学病院と、ビジネスオウル(オウル市経済局)のアレンジのもとオンラインミーティングを実施しました。
オウル大学病院とは、仙台市長、オウル市長、在日フィンランド大使、在フィンランド日本大使ご列席のもと2020年10月19日にオンラインで協定書締結式を実施致しました。今回のオンラインミーティングは相互の協力関係を確かめ合うために実施されました。
オウル大学病院からはIlkka Luoma病院長他3名、ビジネスオウルからはMinna Komuネットワークディレクター他2名、東北大学病院からは中川病院長特別補佐他6名が参加し、活発な意見交換が行われました。
まず東北大学病院から、病院経営に必要な産学連携のカギは企業との大きなアライアンス構築であること、産学連携の新しい機能はグローバルコンバージョンであるとのプレゼンがなされました。
次いで、オウル大学病院からは、様々な形で企業からニーズを募集し、それを病院と企業が一緒になって解決するスタイルでの協働可能性、多国籍で課題解決を行うための欧州共同プロジェクト（公的ファンディング）の話やソリューション事例の紹介がなされました。
最後に、コロナ禍であってもさらに相互の協働関係を推進し、お互いの利点を持ち寄った形での新たなる取り組みを進めていくことが確認されました。

コロナ禍が収束し、オウル市のご関係の方々を仙台で歓迎できることを期待しています。