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お知らせ

平成30年度宮城県医療救護活動従事者研修会を開催しました

2019.01.24  お知らせ

平成31月1月14日(月)、宮城県医師会館において、平成30年度宮城県医療救護活動従事者研修会を実施しました。この研修会は宮城県より委託を受けて開催され、災害時の避難所の状況把握や運営の方法を学ぶことで、災害保健医療に関わる調整業務を担当する際に役立つスキルを習得することを目的としています。

 

研修会では、ゲーム形式による避難所運営の体験のほか、医療救護班などの医療資源を避難所などに投入する際の考え方や技術をグループワークで学びました。また、東北大学が開発した避難所アセスメントシステム(RASSEC-GM ※)の使い方や、避難所の状況評価(アセスメント)のあり方について学びました。

 

今回は、県内の医師、歯科医師、看護師、薬剤師、保健師、事務職員など合計で30名が参加し、研修会の最後には修了証が授与されました。

 

挨拶する当院総合地域医療教育支援部石井正教授

会場の様子

ゲーム形式で避難所運営を体験

避難所運営システム(RASECC-GM)の使い方を習得する

グループごとに避難所の状況評価のあり方を学ぶ

修了証授与の様子

 

 

※ RASECC-GM (Rapid Assessment System of Evacuation Centers’ Condition feat. Gonryo and Miyagi)

東北大学が開発した避難所状況評価のための電子情報収集ツール。各救護チームが避難所を巡回してデータ入力した医療に必要な情報(水やトイレ等の衛生環境、食糧、妊婦や小児科ニーズ等)を被災地外のサーバーに集積し、災害拠点本部で閲覧?分析することで、各避難所の救護ニーズを速やかに把握することができる。スマートフォンやタブレット等のモバイル端末からもデータ入力が可能であるように設計されている。

 

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