研究
誤嚥性肺炎は80歳代に最も多い 宮城県内8つの病院における多施設大規模調査
2021.08.31
プレスリリース
肺炎は日本人の主要な死亡原因の第3位を占めています。肺炎によって死亡する患者の9割以上は高齢者で、高齢者の肺炎の約8割は誤嚥性肺炎とされています。
東北大学大学院医学系研究科の耳鼻咽喉?頭頸部外科学分野、香取幸夫教授、鈴木淳講師、池田怜吉講師のグループは、本邦における嚥下性肺炎の現状を把握するために、宮城県の8つの基幹病院において肺炎患者の大規模調査を行いました。
本研究は、最近の誤嚥性肺炎の概要を明らかにした重要な報告です。誤嚥性肺炎に対する嚥下介入並びに嚥下機能評価はいまだ十分に行われていないことが明らかとなり、今後の指針を決定する上で必要な知見が得られると期待されます。
本研究成果は、2021年7月30日Plos One誌(電子版)に掲載されました。
【問い合わせ先】
●研究に関すること
東北大学大学院医学系研究科 耳鼻咽喉?頭頸部外科学分野
教授 香取 幸夫
電話番号:022-717-7304
Eメール:yukio.katori.d1*tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)
●取材に関すること
東北大学大学院医学系研究科?医学部広報室
東北大学病院広報室
電話番号:022-717-8032
FAX番号:022-717-8931
Eメール:press*pr.med.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)
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