お知らせ
市民公開講座「知って安心、てんかん」をオンデマンド配信中です
9月19日(月?祝)、仙台国際センターで市民公開講座「知って安心、てんかん」(共催:東北大学病院、第55回日本てんかん学会学術集会)を開催し、オンライン視聴と来場を合わせて約500名の方にご参加いただきました。この講座をオンデマンド配信しています。
当日参加できなかった方、聴き逃してしまった講義やもう一度聴きたい講義のある方、ぜひこの機会をご活用ください。
■配信開始:2022年10月5日(水)から
■視聴用URL:https://www.c-linkage.co.jp/jes55/public_lecture.html
本講座は、「てんかんがあってもなくても、ベストな人生を選択できる社会づくり」にご賛同いただける方々と共に開催したいという思いから、クラウドファンディングにより資金の一部を募りました。オンデマンド配信も多くの方々のご支援により実現したものです。
本講座第一部では、当院でてんかん診療に携わる医師や公認心理師が病気の実態や外科治療等、てんかんに関する最新の知識や、自動車の運転や学校などてんかんと日常生活に関わるテーマで講演を行いました。第二部「てんかんとともに」では、“講談看護師”加納塩梅さんに講談「病気だって友達」と題して、てんかんと付き合いながら仕事を続ける暮らしをお話しいただきました。第三部「てんかんとコロナ禍」では、パネルディスカッション形式で感染症流行下での医療について現場の医師が知見を共有しました。「東北から世界へ、そして宇宙へ!」と題した最終第四部では、NASAアメリカ航空宇宙局ジェット推進研究所エンジニアの大丸拓郎さんより東北大学工学部卒業から現在までのキャリアについて講演いただいた後、留学経験を持つ3名の若手医療者を交えて研究者として未来を切り開く経験を語り合いました。
また、本講座をきっかけに人々の多様性を包摂する社会のあり方を考えるアート企画「わたしがわたしでいられるところ」も同時開催しました。
講座を通じて、てんかん当事者や医療従事者から多くの質問が寄せられ、100人に一人がかかるてんかんという病気についてより深く理解する機会となりました。ご支援いただいた皆さま、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
■講座内容:
第一部 てんかん基礎講座 座長:中里信和(東北大学病院てんかんセンター センター長?教授)
「てんかんと運転免許」 神一敬(同てんかん科 准教授)
「てんかんと差別」 小川舞美(同てんかん科 公認心理師)
「てんかんと学校」 植松貢(同小児科 准教授)
「てんかんと外科治療」 大沢 伸一郎(同脳神経外科 助教)
ビデオ応援メッセージ放映(東北楽天イーグルス、ベガルタ仙台、仙台89ERS、井筒大樹)
第二部 てんかん啓発「てんかんとともに」
第三部 パネルディスカッション「てんかんとコロナ禍」
第四部 文化講演「東北から世界へ、そして宇宙へ!」(講演:大丸拓郎(NASAアメリカ航空宇宙局ジェット推進研究所))
※詳細はこちら。
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