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「東北?学星陵キャンパスでのヘルスケア?スタートアップエコシステム構築へ」シンポジウムを開催しました
2月9日、東北大学病院と有限責任 あずさ監査法人との共催で、「東北?学星陵キャンパスでのヘルスケア?スタートアップエコシステム構築へ」を開催しました。会場とオンラインとのハイブリッド開催で約300人の参加がありました。
開会の挨拶で登壇した産学連携機構長の植?拓郎理事は、「東北?学星陵キャンパスは、?学病院をはじめ医学部、?学部が設置され地域医療の中核的拠点。星陵キャンパスを中?にいかにしてヘルスケア?エコシステムの構築し、イノベーションを創出していくのかについて考察する機会としてほしい」とシンポジウムへの期待を述べました。
シンポジウム前半では、東北大学病院 EDAS-TUHデザインヘッドの中川敦寛特任教授をモデレーターに、スタートアップを経験した、株式会社エピグノ取締役最?医療責任者CMO志賀卓弥?、株式会社OUI Inc. CEO清?映輔?、サスメド株式会社 代表取締役医師 上野太郎?の3社が登壇し、自らのスタートアップ経験について講演しました。後半では大野総長より「建学以来、社会とともに発展してきた旧帝国大学として、独創的な研究と、成果の社会還元が本学の伝統。社会価値を創造するスタートアップユニバーシティとして、仙台市、東北の発展に貢献していく」と挨拶しました。この後、Stanford Byers Center for Biodesignの池野?昭先生をモデレーターに、スタートアップ支援の立場からSMBC?興証券株式会社 企業公開本部? 執?役員 佐藤友治?、Arthur D. Little Japan ?野伊織?、有限責任 あずさ監査法? 常務執?理事 企業成??援本部インキュベーション部? 阿部博氏がそれぞれの立場からの大学発スタートアップの創出に向けた取り組みについて講演しました。
この他、株式会社アルムの坂野哲平氏、株式会社ユーグレナ取締役の鈴木健吾氏からもオンラインでコメントをいただきました。
参加者からは、医師と企業人との両立の難しさや、他分野の専門家とのコクリエーションに求められるスキル、活動資金獲得の仕方などの質問があり、スタートアップに関心を示す若手医師や学生の熱意が伝わってきました。
閉会の挨拶では、冨永悌二病院長が「スタートアップの経験者と支援者、両方の立場から話を聞けた有意義な会であった。このシンポジウムをきっかけにエコシステム構築にさらに積極的に取り組んでいきたい」と述べシンポジウムは終了しました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。