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令和6年能登半島地震 継続的な支援のためJMAT 宮城として東北大学病院から第1班が出動
2024.01.13
お知らせ
令和6年能登半島地震により被災した病院の医療支援のため、JMAT 宮城(宮城県医師会災害医療チーム)として、1月13日(土)、東北大学病院から第1班が出動しました。
本取り組みは、被災地の災害医療保健を継続的に支援することを目的として宮城県医師会と公的病院が協働で災害医療チームを派遣するものです。第1班として、当院の医療従事者7名(医師3名、看護師2名、業務調整員2名)で構成する医療チームを石川県輪島市に派遣し、輪島市の医療調整本部の指揮下で支援を行います。第1班の活動期間は5日間で、その後、宮城県内の協力病院のチームとして、第2班、第3班がリレー方式で出動し、少なくとも1ヶ月の支援を継続する計画です。
張替秀郎病院長は「避難生活が長期化し、医療ニーズが増していると聞いている。被災地の病院では職員も被災されたなかで、限られた医療資源で診療を継続している。今回の宮城県医師会と連携した支援体制により、中長期的に被災地の医療保健福祉体制の立て直しを支援していきたい」と話しました。
今回のリーダーを務める石井正教授(総合地域医療教育支援部)は「東日本大震災では石川県からもご支援をいただいた。今回の県医師会と協力病院との連携による継続的な支援で、少しでも被災地にお役に立てればと思う」と出動にあたる思いを語りました。
出動メンバー:
医師:石井正 (総合地域医療教育支援部), 佐藤哲哉(高度救命救急センター), 鈴木翔輝(総合外科)
看護師:平泉貴紀(高度救命救急センター), 山口真一(集中治療部)
業務調整員:稲葉洋平(放射線部), 千葉僚(薬剤部)
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