お知らせ

令和7年度第2回造血幹細胞移植推進拠点病院セミナー報告(2026/1/17開催)

令和7年度第2回造血幹細胞移植推進拠点病院セミナー            「造血細胞移植にかかわる就学?就労支援に対する取り組み」

日時:2026年1月17日(土)13:00-15:30(ハイブリッド開催:WEB同時配信)
開催場所:TKPガーデンシティ仙台ホール30B
参加人数:81名(Web参加者含む)

2026年1月17日(土)、TKPガーデンシティ仙台ホールにて「令和7年第2回造血幹細胞移植推進拠点病院セミナー」が開催され、事務局スタッフ含め、医師、看護師、各種コーディネーター 計81名の皆様にご参加いただきました。

第1部 【移植における就労?就学支援に対する取り組み】

1.血液内科病棟/LTFU外来看護師 阿部ともよ 「当院LTFU外来における就労に関する支援体制の整備」

2.小児医療センター看護師 芳野瑞歩「小児医療センターにおける小中学生に対する学習?復学支援」

3.地域医療連携センターSW 根本直美「当院における入院中の高校生を対象とした学習支援について」 

血液内科病棟/LTFU外来 阿部さまは、これまでのLTFU外来では、就労に関する「現状把握」にとどまっていたが、多職種の意見交換会を経て、多様な窓口があること、患者それぞれのタイミングが重要であることを学び、今後は就労支援体制を強化し、移植患者が「必要としているとき」に、情報や支援の手が届きやすくなる支援を行われるというご発表でした。

小児医療センター 芳野さまは、学習支援として、学校カンファレンス?AYAルームのご紹介。復学支援として、復学カンファレンスについて事例も含めた詳細なご発表をいただきました。また、小?中学生には入院中から退院後にわたり学習支援が不可欠であり、多職種との連携が重要であるとお話しいただきました。

SW 根本さまは、当院入院中の高校性を対象として学習支援の歩みと宮城県の取り組み「入院生徒に対する学習保障体制整備事業」とその事業にて配置されている「医教連携コーディネーター」のご紹介をいただきました。参加の皆様から自分の自治体ではどのような取り組みが行われているのか、調べぜひ活用していきたいというお声を多数いただきました。                                                          

第2部

【特別企画】グループミーティング「各施設における事例の紹介と検討」

各地域拠点病院よりファシリテータを8名選出し、全7グループにて(WEBチームは2チーム予定を1チームにて実施)就労?就学をテーマにした多施設参加型のグループワークを実施しました。
多施設の参加者同士で意見交換を行い、各施設の取り組みや工夫、課題を共有することで、現場に即した学びの多い時間となりました。

セミナー終了後に実施した事後アンケートでは、「今回のような多施設参加型のグループワークを、今後もセミナーで実施してほしいと思いますか」という質問に対し、95%の方が「はい」と回答されており、本形式への高い評価と期待がうかがえる結果となりました。
今後も参加者同士が学び合い、実践に活かせる機会を提供できるよう、内容の充実を図ってまいります。


第3部 教育講演として岡山大学病院 鴨井千尋先生より「造血細胞移植後における就労?就学支援」についてご講演いただきました。

【教育講演】

岡山大学病院 血液内科 鴨井 千尋 先生
演題:造血細胞移植後における就労?就学支援の現状と今後の展望について

移植後成人患者の就労支援、小児AYA世代の就学支援、中国地方調査結果と岡山大学病院の取り組みについてご講演いただきました。移植後の回復や雇用状況、フルタイム勤務復帰予測、移植後1年後時点での就労状況分析など、とても興味深い内容でみなさま熱心に聴講されておりました。また、小中高大学での教育環境の違いと各自治体によるばらつき、小児AYA世代が抱える様々な悩みについてもお話しいただき、貴重な知見を得ることができました。中国地方調査結果は、東北ブロック各施設のみなさんも共感できることが多かったのではないでしょうか。


      

              
             
※セミナーハンドアウト冊子をご希望の方は、東北大学造血幹細胞移植支援センター事務局までご連絡ください。

TEL:022‐717‐7165 E-mail: hct-seminar@grp.tohoku.ac.jp

公開日:2026年1月28日