お知らせ

令和7年度第1回造血幹細胞移植推進拠点病院セミナー報告(2025/7/19開催)

令和7年度第1回造血幹細胞移植推進拠点病院セミナー            「アフェレーシスの現状と課題について考える」

日時:2025年7月19日(土)9:30-12:30(ハイブリッド開催:WEB同時配信)
開催場所:TKPガーデンシティ仙台ホール21CD
参加人数:90名(Web参加者含む)

2025年7月19日(土)、TKPガーデンシティ仙台ホールにて「令和7年第1回造血幹細胞移植推進拠点病院セミナー」が開催され、事務局スタッフ含め、医師、看護師、各種コーディネーター 計90名の皆様にご参加いただきました。

第1部

①日本骨髄バンク中央事務局からの報告
JMDPの取り組み
1 Donor Poolの若年Donor数を増やす
2 Donorの応諾率を高め、造血細胞提供までのCoordinate期間を短縮する。 
具体的な取り組みとして、スワブ検査とオンライン登録導入、リモート確認検査面談についてお話いただきました。

②日本骨髄バンクドナー安全委員会からの報告
2024年度事例報告 8例                           
2024年度安全報告 4例


第2部

【東北ブロックの各施設におけるアフェレーシスの実際】
1. 東北大学病院 臨床工学部門 柴田 浩明
2. 山形大学医学部附属病院 輸血?細胞治療部 奈良崎 正俊 
3. 秋田大学医学部附属病院 輸血細胞治療?移植再生医療センター 佐藤 郁恵

東北大学柴田様は、臨床工学技士の立場からアフェレーシスの解釈、スタッフ教育と多職種連携の重要性、また当院にて行ったECP施行の際に工夫されたポイントついてご発表いただきました。
山形大学奈良崎様は、ご施設にて実施されている、実際のスケジュール調整や各機器の設定方法をより具体的に掘り下げた内容をご発表をいただきました。
秋田大学佐藤様は、ご施設でのPB採取とCAR-T採取の流れを多職種との関わりを含めてご発表いただきました。

第3部 特別講演として日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院 輸血部/血液内科 後藤 辰徳先生より「アフェレーシスの現状とECP治療」についてご講演いただきました。とても興味深い内容で、皆様、熱心に聴講されていました。

【特別講演】

日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院 輸血部/血液内科 後藤 辰徳 先生
演題:当院におけるアフェレーシスの現状-慢性GVHDに対するECP治療も含めて-

ご施設にてアフェレーシスナースを採用され、他職種からのタスクシフトなどアフェレーシスナースが担っている役割と多職種連携の中心となりアフェレーシス治療調整を行われている取り組みをご紹介いただきました。また慢性GVHDに対する対外フォトフェレーシス(ECP)の有効性やメカニズム、治療効果についてご講演いただきました。会場からの質問が途絶えず、ご参加いただいた皆様にとって有益な時間になったのではないでしょうか。

【パネルディスカッション】
「血液内科領域におけるアフェレーシスを円滑に行うためには?」

パネリスト
山形大学医学部附属病院 鈴木 琢磨、奈良崎 正俊
秋田大学医学部附属病院 奈良 美保、佐藤 郁恵
東北大学病院 小野寺 晃一、柴田 浩明
オブザーバー 後藤 辰徳先生

医師とコメディカルに別れそれぞれ立場から、今後アフェレーシス件数を増やすためにはどのような調整や取り組みが必要なのか、また安全で質の高い細胞採取を行うためのご要望など、各施設ごとの課題解決のための討論が繰り広げられました。        

              
             
※セミナーハンドアウト冊子をご希望の方は、東北大学造血幹細胞移植支援センター事務局までご連絡ください。

TEL:022‐717‐7165 E-mail: hct-seminar@grp.tohoku.ac.jp

公開日:2025年8月12日