診療科より皆さまへ

当科の母体は歯学研究科加齢歯科学分野であり、学部教育では高齢者歯科学ならびに全部床義歯補綴学を担当しています。多数歯欠損、咬合不安定などの補綴歯科学的な難症例はもちろんのこと、口腔乾燥、サルコペニアなどによる咀嚼?嚥下機能低下など、高齢者特有の口腔病態を呈する症例に対する欠損補綴、口腔機能回復は、当科が専門とする診療分野です。
高齢者を対象とする歯科診療は、機能検査に基づく病態の確実な把握が重要であることはいうまでもありませんが、患者ご本人や家族、介護にあたられる方などからの情報収集にも十分な時間をかけ、医療面以外の問題を含め、複雑な問題を丁寧に解きほぐして対応を考慮することが肝要です。
歯科医療上の問題でお困りの高齢患者に関するご相談をお待ちしております。

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